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  • 執筆者の写真拡平 橋本

食事とトレーニング

一般的にほとんどの人が「1日3食」という認識で食事をしてきていると思います。

この常識は、一般の方もアスリートも同じですよね。


食事をすると、1時間から2時間程度でタンパク質の合成速度は、安静時の約2倍程度まで

増加していきます。

食事により摂取したタンパク質は、消化・吸収後にペプチドやアミノ酸として血中に取り込まれ、筋肉へと運ばれていきます。

ですので、「血中アミノ酸濃度」を高くしておく必要があります。

特にアミノ酸による、タンパク質の同化作用には必須アミノ酸が大きく関係します。

つまりアスリートは「良い食事無くして肉体強化はできない」と思って良いと思います。


トレーニング時にはタンパク質の補給は意識できる人も多いと思いますが、安静時(=何もしていない・運動していない時間)のタンパク質の補給をしっかり意識しているか、できてりないかが大きな分かれ道となります。


安静時には、体重×0.24gのタンパク質の摂取が、タンパク質の合成速度が最大値となるとの研究結果も出ています。

高齢者の場合は、体重×4gと言われています。

例えば、70kgの人は16.8g、高齢者の場合は28gのタンパク質の摂取が望ましい


一般的にレジスタンストレーニング直後が、タンパク質の摂取タイミングはベストと言われています。

時間の経過につれて同化作用は低下していくとされています。

しかしトレーニング後、24時間後においても、タンパク質摂取による相乗効果は維持されています。

ですので、最大限に効果を引き出していくためには、

トレーニングとタンパク質の摂取までをしっかりと計画を立てていく必要があります。

この場合、トレーニング直後のタンパク質の摂取はもちろん、1日を通してタンパク質を

意識して取れているかが重要な鍵となります。


少し難しい話になりましたが、

・トレーニングするだけでなく

・トレーニング+プロテインで終わるだけでもなく

・適当にタンパク質を取り続けるだけでもなく

「自分の環境・体質に必要なトレーニング、タンパク質の摂取を1日を通して意識する」

というところで実践していきましょう!!


日々のトレーニングの中で、アスリートが成長できるような情報発信ができればと思います。



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