今日は、高校球児のトレーニング指導に行ってきました。
少し時間もあったので「走力」にアプローチをかけました。
野球に特化した話になりますが、「足を速くする」とは何の評価になると思いますか!?
これは塁間のスピードが大きな評価対象となりますよね。
100mが速い、200m・・・と足が速いと言ってもたくさんの種目がありますが
野球の場合は、基本的に塁間となります。
その中で、自分が速くなるために何が必要か考える時間が必要です。
今日はざっと紹介したいと思います。
まず、「チーム1走塁がうまい」という選手を数名ピックアップし、塁間をスプリントしてもらいます。
その歩数を記録した上で、その他の選手も同距離をスプリントします。
そして自分の歩数とチームトップの選手の歩数を比較してみましょう。
すると・・・・
1、歩数は同じだがタイムが遅い
2、歩数も自分の方が多くタイムも遅い
この2組に分かれます。
ということは1の組の選手と、2の組の選手とでは、『足が遅い』原因が違います。
つまり、『足を速くする』ためにしていくアプローチは変わっていくということです。
同じ練習メニューだけでは、改善される選手もいれば、改善されない選手もいるので非常にもったいないですね。
足の速さに限らず、同じ食事、同じトレーニングで同じだけレベルアップすることができれば、こんな苦労しないことはないですね。
しかしそんなことは【絶対】あり得ません!
うまくいかない子はセンスがない、能力が低い
そんなことはありません。
うまくいく方法を選択できていないだけです。
ONE STEPでは、体質に合うトレーニング・食事指導・休息方法を
詳しく指導するだけでなく、実践し続けられることを伝えていくように
心がけています。
皆さんも、自分をもっと知ってみると面白いと思いますよ!!
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