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恩師に教わったスポーツの意義

  • 執筆者の写真: 拡平 橋本
    拡平 橋本
  • 2020年12月4日
  • 読了時間: 2分

私は選手に実技の指導や、栄養指導だけでなく雑談する時間も大切にしています。

指導者にも「時間があれば選手と話をさせてください。」という日もあります。

その時々で話すことは毎回変わりますが、このような話をすることがあります。


「みんなスポーツって言葉の意味を知っていますか?」

と投げかけます。

この質問は、私の恩師である上武大学硬式野球部の谷口監督から教わったことです。

(すごい人ですが、知らない人は調べてみてください)


スポーツ(sports)の語源は、古代ギリシャ語のスポルトから来ていると言われています。

(諸説あると思います)

そのスポルトの意味は、「心を震わせる」という意味をもつそうです。

現代社会において心を震わせるとは、「感動」と受け取って良いかと思います。


では、人はいつ感動するのでしょうか。

プロ野球の高ペナントレースより、高校野球を見て涙を流してくれるファンが多いのはなぜでしょう。


それは、「一生懸命さ」と「まとまり」です。

甲子園なんてこの2つの典型ですよね。

球児の一生懸命さや、選手や応援のまとまりがあの球場の中で一気にぶつかり合います。

だから感動します。


つまり、甲子園という目標があるのであれば、「人を感動させられるチーム・選手」になれば良いと言うことです。

このように考えられるようになれば、小学生だろうと高校生だろうと、立派なアスリートだと思います。


ここまで聞けば、自分がどのようにすれば、感動を与えられるだろうか、応援してくれる人が増えるだろうか、まとまりが出るだろうか・・・

各自がわかってくると思います。


これを読んだ人も少しでも何か感じてもらえると嬉しいです。



もちろん私も、選手に指導するという立場である以上、技能レベル以上に

「一生懸命だな」と感じてもらえるように心がけています。

常にその気持ちを忘れないようになれていることが、一生懸命野球をやってきた強みだと思っています。


今日もありがたいことに、18時から遅くまで、トレーニング指導をする時間があります。一生懸命にトレーニング指導をしていきたいと思います。



 
 
 

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