私が小学生くらいの頃は、競技前のアップの段階で静的ストレッチを多く
やってきました。
それが当たり前の時代でしたが、現在では様々な意見もあるかと思います。
私は、絶対に静的ストレッチはしてはいけない!とは思いません。
人によると考えています。
例えば、トップアスリートであったり、季節も秋から冬のような肌寒い時期であれば、
動的ストレッチで身体を冷やさないこと、筋収縮を落とさないことでのパフォーマンスの向上も狙うために、試合前には静的ストレッチは必要ない場合も多いとは思います。
では、小学生や競技初心者、久しぶりの競技となる選手で考えてみましょう。
野球で例えた場合、初心者で140km以上のボールを投げることは、ほぼあり得ないですね。
初心者が怪我をするのは、競技力が上がって体がついていけなくなり怪我をするのではなく、動き方のエラー動作により痛めてしまうことの方が多いです。
これは小学生でも同様です。
もちろんパフォーマンスを高い値で試合に挑むことも大切なことではありますが、
『成長期』の子供や、プロを目指していない趣味スポーツの現場においては、絶対的に静的ストレッチが不要とは言えないと考えています。
また、一般のフィットネスでもそうです。
運動に不慣れな方に「筋トレ前にストレッチはいりません」というトレーナーさんも増えてきていると感じていますが、そこには疑問をもちますね。
同じトレーニングでも、体は1人1人違います。
プロがやっているから、〇〇はこうだから
ではなく、自分に必要なことを実践していきましょう!
ストレッチについても、遺伝子レベルで筋肉の硬直・損傷のリスクは分かっていきます。
一度調べてみて、自分なりのアップやダウン、日常の過ごし方を考えてみることも
お勧めしています!

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