拡平 橋本

2021年3月22日2 分

ストレッチの活用

私が小学生くらいの頃は、競技前のアップの段階で静的ストレッチを多く

やってきました。

それが当たり前の時代でしたが、現在では様々な意見もあるかと思います。

私は、絶対に静的ストレッチはしてはいけない!とは思いません。

人によると考えています。

例えば、トップアスリートであったり、季節も秋から冬のような肌寒い時期であれば、

動的ストレッチで身体を冷やさないこと、筋収縮を落とさないことでのパフォーマンスの向上も狙うために、試合前には静的ストレッチは必要ない場合も多いとは思います。

では、小学生や競技初心者、久しぶりの競技となる選手で考えてみましょう。

野球で例えた場合、初心者で140km以上のボールを投げることは、ほぼあり得ないですね。

初心者が怪我をするのは、競技力が上がって体がついていけなくなり怪我をするのではなく、動き方のエラー動作により痛めてしまうことの方が多いです。

これは小学生でも同様です。

もちろんパフォーマンスを高い値で試合に挑むことも大切なことではありますが、

『成長期』の子供や、プロを目指していない趣味スポーツの現場においては、絶対的に静的ストレッチが不要とは言えないと考えています。

また、一般のフィットネスでもそうです。

運動に不慣れな方に「筋トレ前にストレッチはいりません」というトレーナーさんも増えてきていると感じていますが、そこには疑問をもちますね。

同じトレーニングでも、体は1人1人違います。

プロがやっているから、〇〇はこうだから

ではなく、自分に必要なことを実践していきましょう!

ストレッチについても、遺伝子レベルで筋肉の硬直・損傷のリスクは分かっていきます。

一度調べてみて、自分なりのアップやダウン、日常の過ごし方を考えてみることも

お勧めしています!

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